こんにちは。
カラダに優しいグルテンフリー、低糖質のキャロットケーキ専門店The carrot bakeshopです。

名前が長いのでキャロべとよんでください。






今日はイースターとキャロットケーキのお話です
イギリスのイースターの過ごし方
私は2019年まで春と秋にイギリスへ行っていました。
春になるとイギリスの百貨店やスーパーマーケットでは、イースター(復活祭)に関するデコレーションやお菓子など、たくさん見かけます。
イースターはヨーロッパではクリスマスと並ぶくらい重要な行事なのです。
イースターとは
イースターはキリスト教徒のイベントで、十字架にかけられ処刑されたイエス・キリストが、その3日目に復活したことをお祝いする日です。




春分の日の後の、最初の満月から数えて最初の日曜日に行われるので、毎年日付が変わりますが、2022年は4月17日がイースターとなっています。
イギリスの学校では、イースターに合わせてイースターホリデーという約2週間ほどの休暇があります。
日本の春休みのような休暇なので、イースターのお祝いで家族や友達と集まることが多いです。
イースターのアイコンはウサギやヒヨコ
イースターを表現するモチーフとなっているのがウサギとヒヨコです。
ウサギは野ウサギを指しますが、1年のうちに繁殖が頻繁な動物ということで「繁栄」の象徴と考えられているからです。




ヒヨコは、卵の殻を破って生まれてくる様が「キリストの復活」を表していることと、卵は「生命の誕生」の象徴とされています。




ウサギ・ヒヨコ・卵が、イースターには定番のモチーフとなっています。
イースターのデコレーション
日本では、この季節ではひな祭りを楽しみますが、イギリスや欧米のイースターでは、クリスマスとまではいかなくても、花瓶に細身の木の枝をさして、イースターエッグと呼ばれる卵の殻にペイントしたオーナメントを飾ります。




棚や暖炉の側にはイースター用のカードを飾ったり、イースターに関する動物の置物を置いたりします。
イースターならではの食べものとは…
イギリスではイースターの季節にはその時ならではの食事をする習慣があります。特によく食べる食べものは3つありますのでご紹介します。
・ホットクロスバンズ
・ イースターエッグのチョコレート
・キャロットケーキ
ひとつ目は、ホットクロスバンズというパンです




上部に白い十字のモチーフのレーズンパンで、半分にスライスしてトーストし、バターを塗って食べると、大変おいしいです。
実はただのレーズンパンではなく、柑橘類のドライピールとシナモンも入っていて、紅茶やコーヒーに合います。
ふたつ目は、イースターエッグのチョコレート
最近では日本でもカルディーやディーン&デルーカで見かけますが、イースターエッグのチョコレートは色々なチョコレートのブランドから販売されていて、見た目も味も個性的でとてもかわいいです。
イースターエッグのチョコレートの中は空洞で、まさに卵の殻のように割って食べます。




大きいものは箱に入って売られていて、プレゼントとして家族や親しい友人に贈ります。
小さいものは、アルミ包装されているものが多く、デコレーションやエッグハントに使われることが多いです。
みっつ目は、キャロットケーキです!
イギリスのカフェではいつでも食べることができるキャロットケーキですが、イースターでは、ウサギが大好きな野菜ということで、キャロットケーキの上にシュガークラフトで作ったウサギやにんじんのデコレーションでかわいらしく登場します。




子供たちのお楽しみはエッグハント
イースターで子どもたちが一番楽しみにしているのが、エッグハントです。
エッグハントは、裏庭にイースターバニー(伝説で姿をみることはできないウサギ)が来て、チョコレートを庭の中に隠して置いていってくれるものを探すゲームです。




アルミ包装されたイースターチョコレートや、卵型カプセルにチョコレーズンや小さいおもちゃを入れて隠すなど、各家庭によってさまざまのようです。
まとめ
イースターで何故キャロットケーキを食べるのかがわかりましたが、いかがでしたか?
キャロットケーキがイースターのお祝いから日常のカフェで食べられている国民的なお菓子として愛されている理由がわかると、日本でキャロットケーキを食べる時に深みが増してくると思います。
皆さんもキャロットケーキとティータイムを楽しんでくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。






次のブログでお会いしましょう!